【1月の季節のおそばとご飯】| 北山権兵衛,ランチ,北山

季節のおそばとご飯| 北山権兵衛,ランチ,北山

季節のおそばとご飯| 北山権兵衛,ランチ,北山かちんそば

お正月営業のため長らくお待たせしました。
本日から始めます。

「季節のお蕎麦とご飯」1350円

  • 一月の献立
  • 蕎麦
  • 湯葉餡掛け丼
  • 一口和牛ステーキ

です。
一月ですので、お蕎麦は”すまし雑煮”に仕立てました。
ご飯は”汲み上げ湯葉を、餡掛けで召し上がっていただきます。
寒い時節、暖まっていただけると思います。
半月だけの提供ですが宜しくお願い致します

「年越しそば」|大晦日,そば,soba,年末,北山,権兵衛

皆さまこんにちは、何時もありがとうございます。
今年も残りわずかとなりました。
まだキリストの誕生一色の世の中ですが、先日お客様のお子さんが「♪もう幾つ寝ると、お正月~…♪」なんて口ずさんでおられました。

当方、蕎麦屋にとりましてはお正月の一歩前に暮れの最終日、「年越しそば」が控えております。間違いなく一年の中で一番「そば」の数が多く出る一日です。
その仕込みの段取りも含めて「もう幾つ寝ると、大晦日~」と口ずさむ気忙しい
師走なのです。

年越しそば(北山権兵衛)

さて、何故、一年の締めくくりに「年越しそば」を食すのでしょう?
折角、携わっていますので簡単にお話ししたいと思います。
月の終わりは「晦日」、これが一年の終わりとなりますと「大晦日」となります。
ちょっと前までは「月の終いは晦日蕎麦」と言って、毎月の最終日に食していたらしいのですが、いつの間にか年の最終日の「大晦日」だけになったようです。
その「大晦日」にすする蕎麦を「年越しそば」(旧暦の暦での大晦日でも同じ)と呼びます。
でも何故、一年の締めくくりに蕎麦を食べて新年を迎えるのでしょう?
諸説有ります。つまり、こうだ!とは言えないようですが、少し紐解いていきましょう。
「年越しそば」にも色んな名前がついており、「晦日蕎麦」、「大晦日蕎麦」、「つごもり蕎麦」、「世直し蕎麦」、「縁切り蕎麦」…等
場所によって呼び名が違うようです。

    • 蕎麦は細く長いことから長寿や子孫繁栄を思わせる
    • 金細工師の金粉集めに蕎麦を練った団子を用いた事から、金が集まるとの縁起物
    • 蕎麦は切れやすい事から、その年の苦労や借金を切り来年まで持ち越さないことを願う
    • 鎌倉時代、博多の承天寺で年の瀬を越せない人の為に蕎麦餅を振る舞ったところ、それを食べた人達が、次の年から運気が向いてきたとされる説

と、色々有るようですが、つまり「年越しそば」とは、その年の自分の境遇を都合の良い解釈に当てはめて、来年も良い年となるよう、験を担ぐ風習なのです。

年越しそば(北山権兵衛)

ですので「引っ越しそば」等をお隣さんに振る舞うのも「そば(蕎麦)に越してきたので末永くお付き合いを」といった縁起を担いでいるのです。
当店も例外なく、大晦日、店売りもご家庭で召し上がっていただくお土産(要予約)も沢山用意します。

年越しそば(お持ち帰り)北山権兵衛

是非とも縁起を担ぎにいらしてください。
恋人同士のカップルも、一年の最後の行事がクリスマスじゃなく「年越しそば」で締めくくって下さい。
「年恋しいそば」…(^^;
沢山のご来店お待ちしておりますm(__)m

“いたち蕎麦”!?|権兵衛,そば,北山,Kyoto,soba

みなさま、こんにちは。何時もありがとうございます。
薬味のネギの柔らかさや、切り漬けの野菜の甘さで本格的に寒さが訪れて
一年の最後の月を迎えたのだと調理場でも感じとる事が出来ます。

さて今日は、先日お客様から教わった話題を一つ。
皆さんも馴染みのある、”きつね“や”たぬき“と言った名前のメニューは
各地域で、呼び名は一緒でも品物が変わるのは周知のことと思いますが
この間、お客様から「いたち蕎麦って知ってるか?」って訊かれました。
“きつね”   “たぬき”   “いたち”  正に動物シリーズです(笑)

冗談言われているかと思いましたが、恥ずかしながら知りませんでしたので
調べてみますと実存しました!
これも場所により変化するらしいのですが、関西ですと”うどん・そば”の和出汁に中華麺を合わせるとこう呼ぶみたいで、異種混合、いわばハイブリッドですね。


関東では”天かすの入ったうどん・そば”を (天ぷらの種抜き→天抜き→たぬきと変化した様で)”たぬき”と呼びます。
この”たぬき”と油揚げの入った”きつね”が合わさった”天かす入りきつね”をいたち”と言うみたいです。
“きつね” と”たぬき” が合体して “いたち” !  何とも奇妙なネーミングです。
所によると、きつねとたぬきの化かし合いで、”お化け“とも呼ぶらしいです。



京都では”きつね”は油揚げの入った、うどん・そば。”たぬき” は”きつね”の餡掛けになります。これが合わさってもあまり変わりませんね。

関西、関東の両方の”いたち蕎麦”、実は”まかない”で良く作ります。
さすがに中華麺は製麺していませんので、市販になりますが、”天かす入りきつね”は定番です。


ちょっと逸れますが、”巻き寿司” と”いなり寿司”の詰め合わせの箱を”助六”って云いますね。
これなんかも歌舞伎市川家十八番「助六所縁江戸桜」に出てくる助六の愛人で、吉原の花魁「揚巻」をもじった名前です。
いなり寿司の油揚げの”揚げ” と巻き寿司の”巻き”をとって合わせた、凄く洒落た名だと思います。
“きつね”  “たぬき”  “いたち”  “助六”  等々、何れにしても先人さん達のネーミングはほんとうに、言い得て妙ですね♪

当店でも”きつね”  “たぬき”  “いたち”、動物シリーズ!全部お召し上がりいただけます。
如何です?彼らの化かし合いに付き合って  “一杯喰わされて”みては…。

最終月もどうぞ宜しくお願い致しますm(__)m