「月替わりの献立」Mar.2019

3月の季節のおそばとごはん

皆様こんにちは、何時もありがとうございます。
早いもので月が変わってしまいました。
去年の鉢植えの桜がつぼんだり、夜が明けるのが少しずつ早くなり新聞配達のお兄さんの顔がハッキリ分かる様になってきました。

店内でも、この春から京都に入学が決まった学生さんが親御さんとともにおみえになり、部屋探しに訪れられた様子が見てとれて常連さんとはまた、違ったお顔が見られてこちらまで新しい気持ちにさせられます。

さて、季節の献立も一新です!

「3月の季節のおそばと御飯」1,350円

3月の季節のおそばとごはん

  • 蛤(はまぐり)と菜種のお蕎麦
  • ちらし寿司
  • 蒸し鶏

○蛤(はまぐり)と菜種のお蕎麦

春の定番の蛤(はまぐり)蕎麦。貝の中でも特に濃い貝エキスを出してくれる旨味たっぷりのお蕎麦です。鰹出汁に貝出汁の溶け込んだ吸う度に美味しい種物です。柔らかい菜の花と一緒にどうぞ。

○ちらし寿司

お雛さんですので、今年もお寿司にしてみました。上の生身の魚はその日のお楽しみという事で。蕎麦屋の種物必須の甘辛椎茸は、ここぞとばかりに本領発揮です。ふんわり錦糸玉子の彩りも綺麗な節句の御飯です。

○蒸し鶏

もも肉を酒と香味野菜で蒸しあげました。春キャベツの煮浸しを下に、蒸し鶏、春野菜を盛り付けました。味噌マスタードのタレが上手くまとめてくれています。

以上、春満開に仕上げました。

先述しました様に別れと出会いの季節です。
去って行かれるのは寂しいですが、一人でも多くの出会いがあり店のお馴染みさんとなっていただけるよう、頑張って参ります。

今月も相変わらず宜しくお願い致しますm(_ _)m

「月替わりの献立」Feb.2019

2月の季節のお蕎麦とご飯

皆様こんにちは、いつも本当にありがとうございます。
やっぱりあっという間に一月は過ぎました。
先月はホンの半月ほどの提供でしたが、季節の献立も変わります。

「2月の季節のおそばと御飯」1,350円

「2月の季節のおそばと御飯」1,350円

  • きざみきつねと畑菜のお蕎麦
  • 節分福豆御飯
  • 鰯と冬野菜の天ぷら

○きざみきつねと畑菜のお蕎麦

節分の後の最初の牛の日に因んで、キツネの好物の「お揚げさん」のお蕎麦です。甘味の増す畑菜と一緒に炊いてみました。

○節分福豆御飯

春の筍飯の次に人気のある御飯です。
炒り福豆の甘皮を取りもう一度出汁で炊き上げた混ぜご飯です。香ばしさが身上です。
天に乗っているのは、一応鬼のパンツにしてみました。(回を重ねる度に上手くなりますので………..。^_^;)

○鰯と冬野菜の天ぷら

本来ですと鬼の嫌う頭ごと焼くところですが少し生臭さが残りますので、今回も天ぷらにしました。一口大の片口鰯ですので天つゆで小骨ごと召し上がって下さい。

以上、ひと月お付き合い下さい。

京都の寒さ、底冷えはこれからが本番です!
「福は内」と共に流感まで招き入れないように気持ちは「鬼」でいきましょう!

今月も沢山のご来店お待ちしておりますm(_ _)m

「月替わりの献立」Jan.2019

「1月の季節のおそばと御飯」1,350円

皆様こんにちは、何時もありがとうございます。
ブログでは今年初投稿です。少しとどこおり気味なこと申し訳ありません。
今年も気長にお付き合いください。よろしくお願い致しますm(_ _)m
さてお待たせしました!
今月の「季節のおそばとご飯」今日から始めます。
実質半月ほどの提供となりますので、食材もちょっとはり込んでみました。

「1月の季節のおそばと御飯」1,350円

「12月の季節のおそばと御飯」1,350円
「1月の季節のおそばと御飯」1,350円
  • かちんそば
  • 蛸飯
  • 一口ステーキ

○かちんそば

いわゆるお餅の入った蕎麦です。少し焦げ目を付けて、鴨、金時人参と一緒に雑煮仕立てにしてみました。柚子がアクセントです。

○蛸飯

お刺身用の蛸を甘辛く炊いてあります。炊き汁と共に合わせた混ぜご飯です。お正月、お節でいただいた蛸が美味しかったので真似てみました。なんと、ご飯初登場です!

○一口ステーキ

これは定番となりました。人気のおかずですので相変わらずですが、黒毛和牛の柔らかい部位を炙りました。畑菜の辛子和えと共に「かえしダレ」でどうぞ、山葵は合いますよ!

本当に速いもので、もう中旬です。
1,2,3月 行く、逃げる、去る
とは良く言ったものです。
置いて行かれない様に今年も頑張ります。
沢山暖簾をくぐっていただきます様、お待ち申し上げますm(_ _)m

「月替わりの献立」

「12月の季節のおそばと御飯」1,350円

皆様こんにちは、何時もありがとうございます。
いよいよ今年も最終月となりました。
先月となんら変わらない動きなんですが師走と云うだけで、ほんとうにせわしなく感じます。体調管理も万全に大晦日まで駆け抜けたいと思います。

さて、季節の献立も替わりました。

「12月の季節のおそばと御飯」1,350円

「12月の季節のおそばと御飯」1,350円

  • 牡蠣餡掛け蕎麦
  • 鶏牛蒡飯
  • 蕪の酢の物

○牡蠣餡掛け蕎麦

12月の定番となりました。大振りの牡蠣を使い餡掛け仕立てにしました。鰹出汁とけんかしない貝の良い出汁が出ます。芹と生姜の香りも一役かっています。

○鶏牛蒡飯

初めて提供するご飯です。鶏と牛蒡なんてテッパンの取り合わせなのにもう少し早く出せば良かったです!
旬の牛蒡は柔らかく香りも抜群です。甘辛く炊き合わせた混ぜご飯です。

○蕪の酢の物

 

生の小蕪の甘さを出したくて酢の物にしました。
帆立や烏賊といった海鮮と共に甘酢漬けになっています。
歯ごたえや歯触りの良いおかずです。

この組み合わせで行きたいと思います。
尚、年末の仕込みの都合上、最終週の途中までの提供となりますことご容赦下さい。
年末最後までの一月間宜しくお願い致しますm(_ _)m

「月替わりの献立」

11月の季節のお蕎麦とご飯

皆様こんにちは、何時もありがとうございます。
朝晩の涼しさと、街路樹の葉の色付きで秋を感じられるようになってきました。
11月になりました!季節の献立も替わります。

「11月の季節のおそばと御飯」

11月の季節のお蕎麦とご飯

  • 鱈(タラ)と水菜のおそば
  • 舞茸とサツマイモのかき揚げ天丼
  • 麩と菊菜・シメジの白和え

です。

○鱈と水菜のおそば

鱈(タラ)と水菜のおそば
鱈(タラ)と水菜のおそば

鱈。多分この魚は初めて使う食材だと思います。秋から冬にかけての鍋やソテーに重宝する白身魚です。
食べやすいように葛たたきにしてみました。ポロッと身の崩れる食感で、柔らかい水菜とも好相性な温かい種物です。

○舞茸とサツマイモのかき揚げ天丼

舞茸は香りを重視したかったので、今回は天ぷらにしての提供です。サツマイモの甘味も加味して、香ばしい天丼に仕立てました。銀杏のもっちりもプラスです。熱々をどうぞ!

○麩と菊菜・シメジの白和え


柔らかくなってきた菊菜と、きめ細かい麩とで白和えにしました。麩は出汁で炊いてありますので、噛みしめるとジュワッと染み出してきます。豆腐の香りと菊菜のほろ苦さが出合う秋の和え物です。

こんな感じでひと月ご用意させていただきます。
季節の変わり目、体調も崩しやすいと思います。
お風邪など召しませんように、お身体ご自愛下さい。
今月も宜しくお願い致しますm(_ _)m