「月替わりの献立-12月の季節のおそばとご飯-」Monthly menu Dec.2020

季節のお蕎麦とご飯(202012)

皆様こんにちは、何時もありがとうございます。
とうとう最終月となりました。
毎年の事ですが、年の瀬を向かえますと一年がとても早かったと感じます。
今年は例年にも増してです。
春から怖いウィルスとの戦いを余儀なくされて、社会生活も一変してしまいました。100年に一度の禍を経験出来たと、全てが終息して笑って話せる日が早く
訪れて欲しいものです。
年明けと共にきれいさっぱり、消え去りそうも無さそうなのでワクチンが完成するまでの間、今一度感染予防の徹底を心掛けなくてはなりませんね。

さて、月替わりの献立も一新しました!

「12月の季節のおそばとご飯」1,450円

季節のお蕎麦とご飯(202012)

  • 牡蠣あんかけそば
  • 大根飯
  • 蕪・サーモンの酢の物

です。

○牡蠣あんかけそば



好き嫌いの分かれる食材ですが大層人気の種物ですので
毎年この時季の登場です!何と云いましても貝エキスが出ますので、出汁の味がより一層
海の香りに近づきます。
餡仕立てにしますと、貝の身が縮まらずにぷっくり仕上がります。
緑は”芹”の参加と天にはおろし生姜で完全武装です。
あったまりますよぉ~!

○大根飯



甘くなってきた青首大根を使った混ぜ御飯です。
油揚げと天かすとで一緒に炊いて、コクも出してあります。
牡蠣そばには好相性だと思います。
天の緑は大根葉を微塵で置きました。

○蕪・サーモンの酢の物


塩しただけで甘さ際立つ小蕪を使います。
脂ののったノルウェーサーモンの漬けと共に酢の物に仕立てました。
紅白の色にイクラの醤油漬けも応援です。

自分で云うのもなんですが、割にまとまった献立だと思います。牡蠣がお好きな方は単品でも承りますので、お申し付け下さい。例年通りですが末、23日位までの提供を予定しておりますのでご了承下さい。

年末年始のご案内は追ってホームページ及びSNSで発信致します。どうぞ今年も最後までお付き合い下さいm(_ _)m

「月替わりの献立-11月の季節のおそばとご飯-」Monthly menu Nov.2020

「11月の季節のおそばとご飯」(2020年)

皆様こんにちは、何時もありがとうございます。
もう、月変わりのお知らせです!
後2ヶ月で今年も終わってしまいます。春からの厄介な禍のおかげでとても早く過ぎた感じがします。
そんな事はよそに、紅葉も始まっていますし街路樹の銀杏も色を付けています。
寒い冬の予報が出ている様なので、流感と重なって酷い状態にならなければ良いんですけど。

さて、月替わりの献立も一新します。

店頭風景1

「11月の季節のおそばとご飯」1,450円

「11月の季節のおそばとご飯」(2020年)

  • 木の子雲吞麺
  • 鶏ごぼう飯
  • 菊菜白和え

です。

○木の子雲吞麺

木の子雲吞麺1

木の子雲吞麺2

木の子雲吞麺3

木の子雲吞麺4

ワンタン麺です。中国表記にしてみました。
初めて採用した種物です。木の子の香りを閉じ込めたくてワンタンの皮で包んでみました。
色んな木の子を細かくしてから炒め、挽肉、春雨と合わせ餡を作りました。
チュルンとした食感の中から、ほんのり木の子の香りです。
緑はシャキシャキの水菜をアクセントにしました。

○鶏ごぼう飯

鶏ごぼう飯1

鶏ごぼう飯2

 

去年からお目見えの献立です。穂先ごぼうを使って柔らかく仕上げました。
鶏の脂とごぼうの香り、安易に想像出来る味ですが、鰹出汁で炊いてありますので魚のコクもプラスです。色に暖色の人参も参加しています。

○菊菜白和え

菊菜白和え1

菊菜白和え2

この時季の旬野菜です。お鍋の具材が専らでしょうが、あの香りが欲しかったので、湯がいて豆腐と共に和えてみました。
焼き油揚げの香ばしさと、干し柿の甘さも参戦しています。
秋らしいおかずになりました。

以上です。暑い時期と違って献立を考えるのも楽しいです!
前回も書きましたが、これからどんどん食材が美味しくなってきます。

店頭風景2

新米、新蕎麦、これからが真骨頂です!
食欲の秋って、本当に良く云えてますね。
これで、手放しで出掛けられる世の中になれば万々歳でしょうけどまだ暫くは辛抱を強いられそうです。

そして、昼夜の寒暖差でも体調崩されませんように、お身体ご自愛下さい。

又ひと月宜しくお願い致しますm(_ _)m

「月替わりの献立-10月の季節のおそばとご飯-」Monthly menu Oct.2020

10月の季節のお蕎麦とごはん(2020)

皆様こんにちは、何時もありがとうございます。

季節の変わり目を感じるのにも色々あります。
調理場に居ながらにして判るのは今までと同じ量のお湯を沸かすのに、沸騰迄の時間が長くなった事や野菜も秋のそれに変わって来ていますし、新米にもなりました。
後は、口を覆う厄介な物を公に外しても良いとお達しが出るのを願うばかりです。

もう!? 本当にもう10月になりますので季節の献立も一新します。

「10月の季節のおそばとご飯」1,450円

10月の季節のお蕎麦とごはん(2020)

  • 秋鮭の天ぷらそば
  • 栗ご飯
  • 柿なます

と、毎度お馴染み人気の献立です。

○秋鮭の天ぷらそば

かけそば

天ぷら

天ぷらそば

今年も天ぷらとかけそばを別々に供します。
秋鮭と書いてありますが、それも入った何種類かの天ぷら盛り合わせです。日によって変えていこうと思います。
かけそばに入れていただいても良し、別添えの岩塩で召し上がっても良しの秋の天ぷらです。良い油で揚げて、サクッと音まで美味しくさせます。
かけそばには、柚子一欠片で季節感出ています。

○栗ご飯

栗ごはん1

栗ごはん2

細かく蒸し上げた栗を入れた、定番の混ぜ御飯です。
今年は新米も美味しいので、モチッとしてそれこそ”栗おこわ”と間違う程です。
天には新銀杏の翡翠色で参戦です。

柿なます

柿なます1

秋色の酢の物です。柿・大根・人参・木瓜のなますです。
日によっては果物のシークレットが入るかもです。
柑橘のみの酸味と胡麻の香り、シャクシャクの歯触りが心地良いですよ!

毎年、同じような食材を並べておりますが、お家で何種類かの天ぷらとなりますと大層ですし、揚げ係は自分は熱々を食べられないですもんね。
ですので割に人気なんですよ。
先日からフェイスブックにも何度も記していますが、食材の美味しい季節到来です!それが天種にも反映されるよう、努めます。

今年は春同様、まだかなりイレギュラーな観光シーズンです。
お昼の一時は来店数も戻ってきた気もしますが、夜はまだまだです。
お土産、テイクアウトももう少し充実させていこうと思っていますので上手にご利用下さい。

過ごしやすい気候も、ほんの一時の様に思いますので感染予防、体調管理万全でお出掛け下さい。
お待ち申し上げております。

今月もひと月、お付き合い宜しくお願い致しますm(_ _)m

「月替わりの献立-9月の季節のおそばとご飯-」Monthly menu Sep.2020

皆様こんにちは、何時もありがとうございます。
本当にお暑うございます。体温を超える気温は正直キツいですね。今年は秋も例年より暖かいそうで、季節の代名詞の魚「秋刀魚」もウロウロしますね。

朝の蝉の大合唱が少なくなってきていますので着実に進んではいるんでしょうけど今年は余計な禍がまだ停滞していますので一筋縄ではいきません。いい加減、マスクも外して会話したいものです。

さて、9月になりましたので季節の献立も新しくなりました。

「9月の季節のおそばとご飯」1,450円

  • 松茸蕎麦
  • 菊花飯
  • 海老南蛮漬

と言った献立です。

○松茸蕎麦

良い香りの種物で、人気のそばです。
今年は鱧が美味しいので半ば位まで「鱧松蕎麦」で提供しようかなと思っています。後半は鶏に変更して「鶏松蕎麦」と具材を変えてみたいと思います。
スダチの輪が参戦していますのでちょっと土瓶蒸しみたく乙なもんですよ。鱧は葛留めしてあります。

○菊花飯

山形県産の食用菊の花弁を外して湯がいてあります。ゆで小豆の紫を萩の色に見立てて、出汁と一緒に混ぜ合わせてあります。これも鼻先まで持ってきますと良い香りのするご飯です。

○海老南蛮漬

海老と色んな野菜を漬け込んだ南蛮漬けです。店主の好みで、どうしても酢の物が一品欲しいのです。お付き合い下さいませ。野菜も日によって変えていこうと思います。

まぁ、秋口の定番メニューですが、去年と全く一緒とは云えず何処かしら変化させてるつもりです。

この暑さをのりきれば、食材の美味しくなる季節到来です。その時は手放しで喜べる日常に戻っていて欲しいものです。

店内も衛生管理徹底しているつもりです。どうぞ安心してお越し下さい。

今月も最後まで宜しくお願い致しますm(_ _)m

「月替わりの献立-8月の季節のおそばとご飯-」Monthly menu Aug.2020

皆様こんにちは、いつもありがとうございます!今年は行事という行事が軒並み中止になって、それによる季節や月の移り変わりを感じることが出来ず、おおまかな体内時計も狂いがちです。厳しい暑さや早朝からのセミの大合唱で、夏本番になったと感じさせられる今日この頃です。

そんな訳で8月になりました!月替わりの献立も一新です。

「8月の季節のおそばとご飯」1,450円

  • 夏野菜の冷蕎麦
  • 枝豆ご飯
  • 鱧おとし冷製仕立

です。今年も酷暑になりそうですので冷たい麺にしました。

○夏野菜の冷蕎麦

夏野菜と書きましたが、実は山形県の郷土料理”だし”を真似てみました。キュウリ、茄子、茗荷、大葉、オクラ、長芋、がごめ昆布を細かくして麺汁に漬けてあります。実にサッパリして、歯触りが小気味良い食感です。よく云う、食欲が無いときにでも召し上がれる(本当に無ければ食べなきゃいいんですけどね笑)仕上がりになっています。それだけだとちょっとボリュームに欠けますので、鶏笹身といんげん豆の胡麻味噌和えが助っ人です。
長年の中で初登場の蕎麦です!

○枝豆ご飯

湯がき枝豆の混ぜご飯です。この月ですと茶豆も入荷すると思いますので、順次替えてみたいと思います。天のオレンジ色は”コリンキー”(かぼちゃ)です。

○鱧おとし冷製仕立

京都の夏の魚、”鱧 ”を使います。
下から浅瓜、出汁ジュレ、糸南瓜、大葉、鱧おとしと層にして硝子の器で涼しそうに供します。下層は酢の物になっていまして、シークレットが一品入ってます。(笑)おとしは、梅肉でどうぞ。

こんな感じです。

京都も感染者の数が増えてきて、第二波到来の様相です。

まだまだ先行き不透明で不安な夏です。
文の締めくくりが暗い話題で終わるのも、いい加減辟易してきています。

美味しい食べ物、美味しいお酒の話が何処でも安心して出来る日が早く帰って来て欲しいものです。

今月も宜しくお願い致しますm(_ _)m