






そば 北山権兵衛 Kitayama-Gonbe| Kyoto,Soba,Udon,Donburi
京都北山通りの蕎麦屋・北山権兵衛のサイトです。月替りメニューを是非お召し上がりください。Kitayama-Gonbe where located in Kitayama street, Kyoto City. We serve you Japanese-style meals(Soba, Udon, Donburi, and etc..).






所属する北山街協同組合主催のイベントです。「こども縁日」もあります。夏休み親子でおいでください。詳細は以下のイベントホームページでご確認ください。
■京都北山ゆかた祭ホームページ
↓
https://yukata-matsuri.info/
■Facebook ページ
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https://www.facebook.com/kitayamayukata/
2017年8月5日土曜日
・昼の部10:00~16:00
・夜の部17:00~21:00
京都府立陶板名画の庭
京都市営地下鉄「北山駅」3番出口東隣
皆様こんにちは、毎度ありがとうございます。
毎日暑い日が続きます。その中お越しいただけますお客様には頭が下がります。
本当にありがとうございます。
さて、今日はこの暑さに、まんざら関係なくもない話をしようかと思います。
“明くる日のカレーが旨い!” “3日目のおでんの為に炊いてるんや!” なんて一度は使った言葉ですよね。
でもどうして、2日目のカレーが美味しく感じられたり、毎日連続で飽きもせずにおでんを食べられるのでしょうか?
それは刻々とルゥーの味が変わったり、おでん出汁の旨味が増すことに他なりません。一体何が起こっているのでしょう?
細かいことを省いて概に云えば『酸化』です。空気と触れあう事で調味料の角がとれて、まろやかに感じるのです。

そば・うどんの出汁にも当てはまる様に思いますのが今日のお題、『夕方の出汁が美味しい!』と言うのがそれです。

うどん・そばの出汁は、魚の節や昆布からとった出汁に醤油、砂糖、味醂を加え調味するいたって簡単な材料を使っています。この中で一際目立って仕事をするのが醤油です。

鰹節の旨味成分「イノシン酸」、醤油・昆布の旨味成分「グルタミン酸」この2つが合わさることにより相乗効果が現れ全体の旨味を構成します。
人間の舌は酸性に傾いた食味を美味しいと感じますので弱酸性の醤油を加える事でここでも又、美味しさを作り出すのです。

当店でも、朝一番に引いた出汁はその日の昼に使う分位は常温で保管してあります。その出汁が何時間か後には、良い加減に酸化が進み味に丸みを出すと言う訳です。
酸化の進み具合は、温度にも関係があり気温が高いと早く進むので、連日のこの暑さでは夕方はおろか昼には効果が出てきます。
もちろんこのまま放置しますと、旨味どころか腐敗してしまいますので暑い時分は要注意です。
先述したカレーのルウーなんかは、レストランでは一部高速ミキサーにかけて酸化を素早く促進させてから戻し入れるといった裏技を使う所も在ります。
ですので、当店でもその日の出汁を全部使いきらずに次の日の出汁に足す作業を行っています。
本当に自然の力の助けが無ければ美味しい味になりませんし、先人達の知恵には脱帽です。(良く脱帽しますが,,,,,,,,(^^;)
夏中の目標は、暑さ嫌いのバカ店主の頭の酸化がこれ以上進まない事が重要課題です(@_@)
スタッフの京都ご案内です。

全国の、いや、全世界のみなさまへ(笑)。京都の7月は祇園祭だけじゃありません。世界遺産「下鴨神社(賀茂御祖神社)」の「みたらし祭」は今日からです。初日に行ってきました。

このお祭は「足つけ神事」とも言われていて、靴を脱ぎ冷たい水の御手洗池(みたらしいけ)をロウソクをもって歩くというものです。水の中をロウソクをもって献灯し、無病息災を祈るのです。
毎年7月に土用の丑の日を中心とした前後5日間に開催されます。したがって毎年日程が違います。
今年は”22〜30日 午前5時半より午後9時”までです。
ちなみに「みたらし祭」の「みたらし」とは、そう、“みたらし団子”の由来となった「御手洗(みたらし)」だそうです。参道には団子も売っています。
北山権兵衛へは「京都市バス4番」で直通です。「下鴨神社前」→「北山駅前」です。京都においでになった際にはぜひお立ち寄りください。
時刻表リンクです。
↓
https://www2.city.kyoto.lg.jp/kotsu/busdia280319/hyperdia/012042.htm
最近はレンタルサイクルもご利用される方も多いようです。自転車では10〜15分くらいです。
あ、短めの(ひざ上くらい)ズボンで行ってください。ひざ頭まで濡れる場合があります。濡れてもきもちいいですけどね。
みなさまこんにちは。何時もありがとうございます。
祇園祭の鉾巡行も終わり、朝の大合唱の蝉時雨を聴くと、どうやら梅雨明けの様子で、これから夏本番といったところの京都市内です。気温に比例して当店の注文の品も温・冷の割合が3対7から2対8位になってきて調理場に居ましても外の暑さを感じる事が出来ます。
蕎麦屋で冷たいものの定番と云えばやはり”ざる”が最も頭に浮かぶんじゃないでしょうか? 例外ではなくこの時期一番出ます。冷たくて喉ごしも良く、食欲が無い時にでもスルスルと食べられる救世主です。
それを食べ終わった後にお出しするのが”そば湯”です。
文字通り、そばを湯がいている釜のお湯を専用の容器(湯桶”ゆとう”)に入れてアツアツを供します。今まで食べていた漬け汁に入れて薄めて飲んでいただこうという趣向です。これだけでは飽き足らずに、わざわざそば粉を溶いてポタージュスープの様な濃さにするお店もあります。そば湯には、そば粉のいろんな栄養素が溶け込んでいますから、それをも摂取してもらおうとしたのでしょう。
少し前になりますがSNSで「そばを湯がいただけのお湯を飲む彼氏を受け入れられそうにない」といった題の投稿が有って物議を醸しました。生まれた時から蕎麦屋の倅の僕は、ごく当たり前の事でしたのでこの記事こそが受け入れられそうになかったのですが、関西、関東の文化の違いもありますし、一概には決められないんだなぁと、面白く読ませてもらったのです。

そのそば湯を飲む行為が常の僕をも驚かす、お客様の一言が「すいません、冷たいそば湯下さい!」だったのです。
先述しましたが、そばを湯がいた茹で汁ですので釜から出たてのアツアツなのです。
「冷たいそば湯」の概念は有りませんでした。
お客様の意見は「こう暑くては最後に飲むそば湯でさえも熱い!さっぱりした口で帰りたい。」と仰ったのです。その場はお断りしたのですが、お帰りになった後、「まてよ!ひょっとしたら美味しいかもしれないし、有りかも?」と思い”冷たいそば湯”なるものを作ってみました。そして飲んでみました。結果は?
…“無し”です…これはお出し出来ません(苦笑)。
わざわざそば粉を溶かして作ったものですから、サラサラしていませんし何よりも出汁を割った時の香りがたちません。それまでは冷たさゆえに感じられなかった漬け汁に潜んでいる、鰹や昆布、山葵といった材料がアツアツの湯を入れることによって顔を出すのです。そう!これこそがそば湯の醍醐味なのです。
まぁそんなに大層なものでもないので、全部飲み干さなくっても大丈夫ですが…。
少なくともこれを読んで下さった方は、ざるそばを召し上がった後に出てくる湯の入った桶に首を傾げる事はなくなって欲しいものです。
あ、そうそう、そば屋の釜のことを、いい加減な奴の形容で使ったりします。
えっ!”言う(湯)ばっかり”云いましてね…(笑)