
皆様こんにちは、何時もありがとうございます。
残暑、と云いますか猛暑、酷暑と云いますか、いずれにせよお見舞い申し上げます。
出汁を引く作業、蕎麦・うどんを打つ仕込み、どちらも割に好きな仕事で毎日楽しく作っているんですが、今年ほど両方の仕込み作業が億劫だと思った年はありません。朝早くの気温がそこまで上がらない時間帯を選んでの仕事ですが随分と体力を消耗しましたし、開店の頃には疲れてしまってる事が何日もありました。
なかなか先の見えない予報に辟易している今日この頃です。
無理から秋の献立にした感じですが、月変わりです。
涼しいメニューも一新します。
「9月の季節のおそばと御飯」1,500円

- 鶏とキノコ蕎麦
- さつま芋飯
- 魚の南蛮漬( 鮭 鰈 鯖等)
鶏とキノコ蕎麦
好相性の定番温種物です。
香りが身上なので入荷出来る限り松茸を使いたいと思っています。
水魚の交わりは今回も酢橘が努めます。




さつま芋飯
今回は焼き芋を細かくして、軽く出汁で炊いた混ぜご飯です。ほっくりと甘い仕上がりになりました。
黒胡麻が彩りと香りで参加します。




魚の南蛮漬
何の魚か書けないところが昨今の困り事です。
旬の魚が、決まってひと月入荷出来るか否かというところが季節がずれてきているなと思う要因です。秋鮭、或いは鯖、鰈になるかもしれませんがそこは少しお楽しみと言う事でご容赦下さい。




こんな風に、季節の献立なのにピタッとはまらなくなってくるなんて自然にはどうしても敵わないものです。それならそれで開き直って、その時に一番美味しい食材で考えるしかなさそうですね。
この調子だと秋の新蕎麦もずれこんで真冬蕎麦って名称変更になるかもですね。この食材を使うと季節はこれッ!って感覚は大切にしたいものですが、それも何十年かすれば今と大きく変わる様な気がします。
その内上賀茂の畑で普通にキュウリの横でパイナップルを収穫しているなんて日が訪れるかもですね。そうなったら当店も、パイナップルを器に見立てたタイ料理みたくそんな丼でも考案して季節の献立に加えたいと思います。
予報を見ていますと、11月初め頃迄暑いのだそうです。
まだまだ気を抜けません。身体の管理を徹底なさってください。
おまけに、この間内科の先生が、コロナが又劇的に流行っていますから、基本的な予防は引き続き守って下さいって仰ってました。手洗いうがいは必須、体調の悪い人には近づかないのが基本やそうです。
なんやこの猛暑とコロナって直ぐに結びつきませんね。
暑いのに風邪の症状が出るのも不思議な感じです。
バカ店主は毎晩のアルコール消毒に期待を込めて、例年より少しだけ多くいただいている今日この頃です。
そんな訳で体調管理バッチリですので、又ひと月どうぞ宜しくお願い致します。
それともう一つ、9月からひと月に一度だけ連休を設けたいと思います。
人手不足とスタッフの休息の両面からの考えです。
どの週になるか月始めに、ブログカレンダーに記しますので確認して下さい。
勝手申しますがどうぞご容赦下さい。
