8月の”季節のお蕎麦と御飯” 1,350円| 月替りランチ お弁当

皆様こんにちは、いつもありがとうございます。
何時もの夏のご挨拶が出来ないほど色んな事が起こった七月でした。当店も営業時間の変更で、ご迷惑掛けて申し訳ありませんでした。

さて、八月になりました。まだまだ連日の猛暑の様ですが
月替わりの献立も一新です。

「季節のお蕎麦とご飯」1,350円

◎豚と苦瓜、茄子の冷蕎麦

豚ロースは新生姜と共に煮浸しにしてあります。
ゴマ油を効かせたレンジ茄子。
夏と云えばのゴーヤの出汁漬。
この三点を盛りつけた冷たいぶっかけ蕎麦です。
調理する本人が大の苦手な苦瓜は、案外人気の夏野菜です。
毎年の登場です。

◎とうもろこしご飯

 

蒸して炙って炊いて漬けた、少し手間のかかったとうもろこしを使った
混ぜご飯です。
お出汁と一緒に混ぜますので香りまでご飯に移ります。
歯触りも心地良い一膳です。

◎鱧おとしと糸南京の酢物

 

これも定番となりましたが、京の夏と云えば ”鱧”です。
冷水に放ちますと白い花びらの様に変わります。
糸南京、”そうめんカボチャ”とも云いますが、湯がきますと麺状にほぐれる様子から付いた名前でしょう。
とても盛りつけ易く、歯触りも良い酢の物です。
今回はおとしに梅肉ではなくて、ジュレ仕立てにしてみました。
ちょっと涼しさも演出です。

毎年良く似た献立ですが、何処かが少し違う様に心がけています。
味の方は保証しますので一月宜しくお願いします。

まだまだ暑さは続きます。体調には充分留意されてお越しいただきます様
お願い致しますm(_ _)m

通常営業時間に戻します

皆様いつもありがとうございます。
酷暑、猛暑、炎暑 どんな云い方しましても
異常な暑さの暑中見舞い申し上げます。

さて、ひと月勝手しましたが明日、
27日(金)から営業時間を戻しまして
夜の営業も再開します。
11時~20時(LO)となります。
随分と迷惑掛けて申し訳ありませんでした。
とはいえ、昨今の気温では簡単にお出掛け下さいとは言えません。
体調管理も充分な時にお立ち寄り下さい。
お待ち申し上げておりますm(_ _)m

店主

「鱧丼始めます!」7/18より|鱧(はも),旬の食材,祇園祭

皆様こんにちは、いつもありがとうございます。

先日の西日本豪雨では沢山の方が被災され、命を落とされ、今尚不明者の捜索が続き身も心も辛い想いをされていると察すると、被害の少なかった此方京都市内では”祇園祭”と一概に浮かれてもいられない思いでいっぱいです。

「鱧丼」を18日(水)より始めます

「鱧丼」1860円、(小)930円
「鱧丼」1860円、(小)930円

その事もあり、少し自重していましたを鱧丼を18日(水)から始めたいと思います。
去年の今頃のブログにも記しましたが、””は京都にとりましては、とりわけ7月はお祭りの魚の代名詞となっているくらいです。

 

菊水鉾
菊水鉾

魚偏に豊と書くこの長い魚は昔、今ほど便利な流通網が無かった時代に周りの海から担ぎで運ばれていました。他の魚が死んでしまっていてもこの”鱧”だけが元気に活きていたことから、強い魚、滋養にも良い!と珍重されたのでしょう。
あと、梅雨の水を飲んで美味しくなるとされ、祇園祭の時期とピタリ合ったのでしょう(今年の梅雨水は間違いなく例外でしょうけど)。

今、別のメニューでも鱧を使っていますので”鱧丼”単体としましては、お祭り明けから提供させていただこうと思います。

海が近くに在って魚漁の豊富な地域では捨てられてしまう魚ですが関西、特に京都にとりましてはなくてはならない夏の食材です。
当店の丼は照り焼きにした焼き鱧をもう一度蒸し上げて熱々でお出しします。
『鱧なんか!』
って、思われる海の近くのお客様も是非一度食べてみて下さい。
ちょっと価値観変わると思います。

これは私的な事ですが、先日同級生の娘さんが、中学校の修学旅行でうちの店に寄ってくれました。最終日のお昼ご飯の候補にしてくれたのです。
「商売していて良かったなぁ~」って思う瞬間のひとつがこんな時です。
そして、今回の地震、豪雨と続いた当店への沢山のお客様からの安否確認のお気遣い。
重ねて同じ気持ちにさせていただきました。
お世辞でも誇張でも、ましてやシャレでもなく心が”豊”になりました。
あらためて、お礼申しますm(_ _)m

追伸としまして、時間変更で16時までの営業とさせていただいております事も重ねてお詫び申します。
8月には平常通りに戻せる様に思っていますので、今暫くご容赦願いますm(_ _)m

店主