「月替わりの献立-7月の季節のおそばと御飯-」 Monthly menu July.2024

皆様こんにちは、何時もありがとうございます。

とうとう梅雨入りしてしまいました。なんでも去年より15日遅れての発表やそうでして、おまけに集中豪雨が多くなる予報も出ています。シトシト雨に紫陽花狩りとはいかなさそうですね。

それが終わると、ぼちぼち蝉が鳴き始めて本格的に酷暑に突入です。ニュースの熱中症注意喚起も耳にタコです。

さて、猛暑へ足を一歩踏み入れます。月替わりの献立も夏仕様に変更です。

「7月の季節のおそばと御飯」1,500円

  • 鱧冷しぶっかけ
  • 枝豆御飯
  • 豚とピータンの冷製皿

 鱧冷しぶっかけ

京都の夏の代表魚と云えば…‥にしてみました。まぁ、毎年の事ですけどね。

お祭り月でもありますんで、鱧の落としと茄子の冷たいぶっかけ蕎麦です。落としにはど定番の梅肉が乗ります。色は茗荷の甘酢漬けです。

枝豆御飯

何かと重宝する枝豆です。

今回は干貝柱も混ぜてコクもアップさせてみました。

豚とピータンの冷製皿

多分ピータンを使うのは初めてだと思います。

好き嫌いの分かれる食材ですが、あのゼラチン質が涼しそうかなって思いまして、加えてみました。そんな事もあって少し中華風に仕上げてあります。

焼き万願寺唐辛子の香りが、良い仕事しますよ。

ざっとこんな感じです。
見た目も食感も全部” 涼”でまとめてみました。

もう直ぐやって来る、あの蝉時雨に対抗する為に”冷” で責めてみます。あの大合唱の音だけで5℃程上がった気がしますもんね。

セミと云えば、海の向こうのアメリカ16州にわたって221年振りに周期ゼミの大量発生やそうでして、その数なんと!一兆匹らしいです。数を云われても想像つきませんが13年ゼミと17年ゼミが一緒に地中から出て来る一大スペクタクルです。それが一斉に鳴き出すんですから、蝉時雨なんて言葉で表せませんよね。あたかも瀑布の様相でしょうか?何れにしても流石アメリカ、規模が違いますね。

あまりのやかましさに、耳栓が飛ぶ様に売れているのだとか!
人間が抗う事って、たかがしれてますよね。次回の大量発生迄、今の人間が誰一人生きていない事もとっても素敵です。
そんな彼らの悠久の時に想いを馳せて、今夏の蝉時雨を浴びてみたいと思います。

先ほど記した様に、ニュースは酷暑の対処に注意喚起しています。

尋常な暑さではないのですが、お出掛け控えてとは言い難いですので充分対策をとってご来店下さい。

又ひと月、どうぞお付き合い下さい。