【春です!】スタッフによる桜情報です

スタッフです。久しぶりのご近所レポートです。

京都北山も春めいてきました。最近のお店の様子です。この日は「ざるそばの大盛り」や「ビール」「日本酒」などお酒もよくご注文いただきました。だんだん暖かくなって喉越しスッキリされたいお客さまも多いのでしょうか。アルコール好きのスタッフとしては、なんだかこちらまでうきうきしていきます。(笑)

かと、思いきや「鍋焼きうどん」や「鴨なんばなど」の温かいお蕎麦・おうどんも、さらに「穴子丼」などもご注文もいただきました。今の時期は冷たいものと温かい汁物が同じくらい出ている印象ですね。

大変忙しくさせていただきました。ありがとうございます。

さて、同じ日の京都府立植物園の様子です。桜はまだかいな、と言うことでご報告です。この日(3月24日)は満開とまではいきませんが、木によっては見事な花を咲かせているものもありました。多分来週いっぱいが見頃じゃないでしょうか。

夜桜のライトアップも始まります。
3月25日(日)から4月8日(日)までです。よる9時までやっていますのでお蕎麦を食べたあとに夜桜鑑賞なんていうのもおすすめです。

4月からは月替りのメニューも新しくなります。乞うご期待ください。

【昨今の” れんげ” 事情】

れんげ

皆さまこんにちは、何時もありがとうございます。
二月も終わり、少しずつ日の長さを感じられる様になってきて三月と云うだけで少し気分も春めいて来ています。
が、今年はインフルエンザが猛威をふるっているらしいので、まだまだ油断は禁物です。そういう僕も先月の終わりにA型なるものにかかりまして、休業を余儀なくされ、お客様には大変ご迷惑を掛けました。
皆様もどうぞご自愛下さい。

さて今日は、最近客席から良く声が掛かる
「すいません!れんげみたいなの有りますかぁ~?」について、よもやま話したいと思います。
おかしいでしょ?「れんげみたいなの」って何でしょう?(笑)
決まって、「れんげみたいなのじゃなく、”れんげ“しかありませんが」ってお答えしますが…。

れんげ

まぁ、仰っている事は良く分かります。出汁がとっても熱くて器に直接口をつけられないので冷ます為の何か道具が欲しいと申されているのでしょう。
もちろん、”れんげ”は売るほどございますのでお出ししますが、何時からほとんどの皆様が”れんげ”を使われる様になったのでしょう?

二八そば

思うに、ラーメンブームの影響でこちらにまで飛び火したのではないでしょうか。
見ていますと、あの”れんげ”の窪んだ部分に、ラーメンを食べる時にそうする様にそば、うどんを器用に何本かずつ乗せて口に持っていかれます。
これは完全に冷めるでしょうけど、折角麺に絡んだ出汁も落ちてしまいますし、見ているこちら側からすると、あまり美味しそうには映りません。
やはりある程度の量をお箸で引き上げてこそ、出汁の絡みも良くなると思います。

何人かでお見えになって、丼物やご飯物を少しずつ取り分けるのに使われるのは理にかなっているのでしょうが、片手に”れんげ、もう一方に”お箸”ではちょっと違和感があるように思います。
と云いますのも、“うどん、そば”の出汁は直接器に口を付けて、すすってこそ鼻からも鰹の香りが広がるのです。

落語うどん所作

度々落語の例えで恐縮ですが、”うどん”を食べる時のあの所作は”扇子”を箸に見立ててもう片方の手で器を持ち、顔を近付けてズゥ~ッとやりフゥ~フゥ~と冷ます真似事で成立するのです。
前述の動作ではやっぱりラーメンに見えてしまいます。
女性の方は”れんげ”を使った方が上品なんじゃないかと思われるかもしれませんが丼物を食べるのは、かえって”れんげの大きさに口を開けなくてはなりませんので大口になってしまいます。本当に食べ難そうです。
やはり、小さい頃から箸を使う頻度が少なくなって、スプーンやフォークの出番が圧倒的に多いのが原因なのかもしれませんね。
豆ご飯の豆を一粒だけ掴めるのは箸だけなのに、少し残念ですね。

そう云う僕も、洋食をたべに行っても許される限りお箸を所望する事にしています。お店側からしたら、フォークとナイフで食べて欲しいと思われているかもしれませんが、実際 生野菜のサラダ等は、フォークで最後まで食べるのは至難の業ですし、人参の千切りや水菜の一本が残ってしまいます。
綺麗にお箸を使うことはとても上品に見えますし、行儀の良い姿に映る様に思います。
今までは、お見えになる外国のお客様がどれ程長く日本に居られるのかが、”れんげ””スプーン”の所望で良く分かりましたが、最近じゃ逆になって来ているようで少し寂しいです。

別に強制しているわけではないので、そんなに大層に考えなくてもいいですし、麺を啜れないお客様には悪いですが、折角音をたてて食べても良い数少ない食べ物です。店内から美味しそうな音まで消えるのは残念です。

蛤と菜種のお蕎麦(「三月の季節のお蕎麦とご飯」)
蛤と菜種のお蕎麦(「三月の季節のお蕎麦とご飯」)

今度お越しの際は、一度”れんげ”無しで召し上がってみて下さい。
思っているより美味しい事受け合います。

「ほな、スプーンにするわ!」ってですか~( ̄□ ̄;)!!

【髙島屋ごちそう展二日目に参加しました】

スタッフです。

本日は当店も会員の「京蕎麦二八会」が出展させていただいている京都髙島屋でのイベント「第62回京の味ごちそう展」で蕎麦を打たせていただきました。

初日も多くのご来店を頂いたようですが、今日も大変忙しくさせていただきました。

当店からは店主が参加させていただきました。

「第62回京の味ごちそう展」は2月の27日まで開催です。京蕎麦二八会各店の味が日替りで楽しめます。是非ご来場ください。

【調理動画 そば手打ち固定カメラ】

店主の手打ちの様子です。実際は30分以上かかっていますが行程を分かりやすく短く編集いたしました。

当店では機械打ちと手打ちを使い分けています
以前店主がこのブログでも違いについて投稿しております。こちらは写真で紹介していますのでご興味ある方は是非ご覧下さい。

営業日の夕方15時くらいにご来店いただくとガラス越しではありますが、タイミングがあえば店主の蕎麦打ち風景を見て頂けるかもしれません。

そうそう、当店もメンバーである「京蕎麦二八会」という京都のそば屋のグループがあります。facebook pageでもご案内いたしましたが下記のイベントに参加させていただきます。店主は2月22日(木)に、こちらでもそばを打たせて頂きますので是非ご来場ください。

「髙島屋ごちそう展」

  • 日時:2月21日〜27日
  • 場所:髙島屋京都店7階催会場グランドホール

京都髙島屋さまのホームページ