二月になりました。
昨日は定休日でしたので、今日からの提供です。
月替わりの献立。
「季節のお蕎麦とご飯」1350円
- きざみ揚げと水菜のお蕎麦
- 節分福豆ご飯
- 鰯と冬野菜の天ぷら
です。
毎年よく似たメニューですがこの豆ご飯はとても人気ございます。歳の数だけのご注文はご遠慮下さい(笑)
蕎麦屋での厄除けお出で下さい。
今月も宜しくお願い致しますm(__)m
そば 北山権兵衛 Kitayama-Gonbe| Kyoto,Soba,Udon,Donburi
京都北山通りの蕎麦屋・北山権兵衛のサイトです。Kitayama-Gonbe where located in Kitayama street, Kyoto City. We serve you Japanese-style meals(Soba, Udon, Donburi, and etc..).
皆さまこんにちは、何時もありがとうございます。
今年も残りわずかとなりました。
まだキリストの誕生祭一色の世の中ですが、先日お客様のお子さんが「♪もう幾つ寝ると、お正月~…♪」なんて口ずさんでおられました。
当方、蕎麦屋にとりましてはお正月の一歩前に暮れの最終日、「年越しそば」が控えております。間違いなく一年の中で一番「そば」の数が多く出る一日です。
その仕込みの段取りも含めて「もう幾つ寝ると、大晦日~」と口ずさむ気忙しい
師走なのです。
さて、何故、一年の締めくくりに「年越しそば」を食すのでしょう?
折角、携わっていますので簡単にお話ししたいと思います。
月の終わりは「晦日」、これが一年の終わりとなりますと「大晦日」となります。
ちょっと前までは「月の終いは晦日蕎麦」と言って、毎月の最終日に食していたらしいのですが、いつの間にか年の最終日の「大晦日」だけになったようです。
その「大晦日」にすする蕎麦を「年越しそば」(旧暦の暦での大晦日でも同じ)と呼びます。
でも何故、一年の締めくくりに蕎麦を食べて新年を迎えるのでしょう?
諸説有ります。つまり、こうだ!とは言えないようですが、少し紐解いていきましょう。
「年越しそば」にも色んな名前がついており、「晦日蕎麦」、「大晦日蕎麦」、「つごもり蕎麦」、「世直し蕎麦」、「縁切り蕎麦」…等
場所によって呼び名が違うようです。
と、色々有るようですが、つまり「年越しそば」とは、その年の自分の境遇を都合の良い解釈に当てはめて、来年も良い年となるよう、験を担ぐ風習なのです。
ですので「引っ越しそば」等をお隣さんに振る舞うのも「そば(蕎麦)に越してきたので末永くお付き合いを」といった縁起を担いでいるのです。
当店も例外なく、大晦日、店売りもご家庭で召し上がっていただくお土産(要予約)も沢山用意します。
是非とも縁起を担ぎにいらしてください。
恋人同士のカップルも、一年の最後の行事がクリスマスじゃなく「年越しそば」で締めくくって下さい。
「年恋しいそば」…(^^;
沢山のご来店お待ちしておりますm(__)m
みなさま、いつもありがとうございます。スタッフです。
好評の調理動画シリーズです。
今回は「なべ焼き」です。
寒い季節、あったまります。どうぞ、お召し上がりください。
皆様こんにちは、毎度お付き合いありがとうございます。
お越しいただく、お客様のお召し物の素材や色合いで秋の深まりを見てとれる今日この頃です。
さて今日は、奇妙な名前の風邪薬のお題で始まります。
「うどんや風一夜薬」。
実際に今も流通しているれっきとした風邪薬の名称です。
『株式会社うどんや風一夜薬本舗』さんの商品名で、明治の頃の大阪生まれの風邪薬です。当時の大阪の街に数多く存在した、「うどん屋」さんに卸して、熱いうどんを食べた後に服用して一夜で治そうという、一風変わった販売戦略です。
調べてみますと、その頃の江戸には「そばやの風一夜薬」もあった様で食文化の違いも垣間見る事が出来ます。
好きな上方落語にも”風邪” を題材にした「風邪の神送り」という演目があります。
今の様な薬が無かった時代に風邪で亡くなる人の多かった頃の話で、或る町内に風邪が流行り、若い衆が寄付を募り「風邪の神送り」を催そうと企てます。
紙で作った人形を「風邪の神」に見立て、お囃子と共にねり歩き、町内から追い出して最後には川に流して疫病に退散願います。
その紙人形は流された後、川下で行われている夜の漁の網に掛かります。
それぞれの人の情念が宿った人形ですので人の形にスッく、と立ち上がります。
漁師が「お前は何や?」と訊きますと
その人型は「俺は風邪の神や!」
漁師が一言、「あぁ、それで夜網(弱み)につけこんだな」
と、粋なサゲです。
もう少し寒くなりますと、マスク姿のお客様も増え、鼻声での注文回数も多くなってきます。
当店にも風邪の治癒に一役買う、温かいメニュー沢山ございます。
“餡掛け” “鍋焼きうどん”
もちろん、”うどん・そば” どちらの台でも出来ますが”餡掛け”には”うどん”の方が合う様に思います。
“餡掛け”には全て”おろし生姜”を盛りますし、”鍋焼きうどん”はグツグツと沸騰した状態で供します。
美味しい思いもして、身体の芯から温まってもらって風邪薬の効きも倍増です。
ちょっと引き始めかな?って思ったら是非お越しください。
“餡掛け”も沢山の種類がございますので、何度でも引いて下さい(笑)
まさに「うどんやの風邪薬!」
「そういうお前は、風邪引かへんのかいな!」って、ですか?
昔から云いまっしゃろ!
「アホは風邪引かん」て…。m(__)m
皆様。いつもありがとうございます。
スタッフです。
今回は、少し趣向を変えて写真レポートではなく、店主の調理風景を動画撮影してみました。
メニューは人気の「玉子焼き」です。関東風の甘い出汁巻きです。お酒をご注文いただくお客様には特に好評いただいております。ノーカットで最初から出来上がるまでをじっくりとご覧ください。