皆様こんにちは、いつもありがとうございます!今年は行事という行事が軒並み中止になって、それによる季節や月の移り変わりを感じることが出来ず、おおまかな体内時計も狂いがちです。厳しい暑さや早朝からのセミの大合唱で、夏本番になったと感じさせられる今日この頃です。
そんな訳で8月になりました!月替わりの献立も一新です。
「8月の季節のおそばとご飯」1,450円
- 夏野菜の冷蕎麦
- 枝豆ご飯
- 鱧おとし冷製仕立
です。今年も酷暑になりそうですので冷たい麺にしました。
○夏野菜の冷蕎麦
夏野菜と書きましたが、実は山形県の郷土料理”だし”を真似てみました。キュウリ、茄子、茗荷、大葉、オクラ、長芋、がごめ昆布を細かくして麺汁に漬けてあります。実にサッパリして、歯触りが小気味良い食感です。よく云う、食欲が無いときにでも召し上がれる(本当に無ければ食べなきゃいいんですけどね笑)仕上がりになっています。それだけだとちょっとボリュームに欠けますので、鶏笹身といんげん豆の胡麻味噌和えが助っ人です。
長年の中で初登場の蕎麦です!
○枝豆ご飯
湯がき枝豆の混ぜご飯です。この月ですと茶豆も入荷すると思いますので、順次替えてみたいと思います。天のオレンジ色は”コリンキー”(かぼちゃ)です。
○鱧おとし冷製仕立
京都の夏の魚、”鱧 ”を使います。
下から浅瓜、出汁ジュレ、糸南瓜、大葉、鱧おとしと層にして硝子の器で涼しそうに供します。下層は酢の物になっていまして、シークレットが一品入ってます。(笑)おとしは、梅肉でどうぞ。
こんな感じです。
京都も感染者の数が増えてきて、第二波到来の様相です。
まだまだ先行き不透明で不安な夏です。
文の締めくくりが暗い話題で終わるのも、いい加減辟易してきています。
美味しい食べ物、美味しいお酒の話が何処でも安心して出来る日が早く帰って来て欲しいものです。
今月も宜しくお願い致しますm(_ _)m