皆様こんにちは、何時もありがとうございます。
7月の京都と云えば、なんと言いましてもお祭り、”祇園祭”ですが
今年は例年通りとはいきません。
山鉾巡行が中止になると言うのは、おそらく記憶に無い事だと思います。
疫病退散の行事がまさにそれによって阻害されるなんて、落語のオチみたいな
ものです。
京都の夏の風物詩が欠けて、非常に寂しい思いです。
今年はまだセミの声は聴いていませんが7月になりました。
月替わりの献立も新しくなります。
「7月の季節のおそばとご飯」1,450円
- トマト・生ハムの冷蕎麦
- トウモロコシご飯
- 夏野菜のゼリー寄せ
です。
思い切って冷蕎麦にしました。
見た目重視で涼しいアイテム揃いです。
○トマト・生ハムの冷蕎麦
確か、一昨年使って好評いただいたトマトの甘酢漬けと生ハムのぶっかけ蕎麦です。トマトは出来る限り多色でいきたいと思います。
トマトに香草なんて、凡そ日本蕎麦に合わなさそうでしょ?
でも意外に鰹出汁に馴染むんです。
生ハムで塩分プラスです。
昔から在るアメリカのブランド、”チャームス”のサワーボールキャンディの配色を真似してみました。
今風に云えば”インスパイア”された訳です(笑)
○トウモロコシご飯
北海道のスーパースウィートコーン(大層でしょ^_^;)を使った混ぜご飯です。
蒸して、外して、炙って、炊いて、出汁の味を染み込ませてあります。
今年は粒を外した後の芯の部分も一緒に炊いたのでより一層甘味が出ていると思います。
それと今回は、べつ添えのバターを乗せてコーンバター飯にも味変しますよ。お好みでお使い下さい。
○夏野菜のゼリー寄せ
今季のおかずは、少しでも涼しそうに見せようとゼリー仕立てにしました。
夏野菜はズッキーニ、万願寺シシトウ、茄子、オクラ、あとは、玉子焼き鰻蒲焼きがそれぞれ細かくして入っています。天の赤は万願寺です。金魚に抜きました。添えは浅瓜と新生姜の塩漬け、目の覚める赤の茗荷です。
ゼリーと対照的な歯触りが心地良いですよ。
こんな感じになりました。今回もおかずに限りがありますので一日20杯ほどで売り切れになりますこと、ご了承下さい。
大文字も点だけの点灯になるそうで、かなりイレギュラーな夏になりそうです。
半ば迄には「鱧丼」も始めたいと思っていますので又、通知させていただきます。
何度も書きますが、今季も尋常ではない暑さになるそうですので、くれぐれも熱中症対策万全でお出掛け下さい。
当店も換気、除菌、手洗い徹底してお待ちします!
本日からひと月、宜しくお願い致しますm(_ _)m