「鱧丼始めます!」7/18より|鱧(はも),旬の食材,祇園祭

皆様こんにちは、いつもありがとうございます。

先日の西日本豪雨では沢山の方が被災され、命を落とされ、今尚不明者の捜索が続き身も心も辛い想いをされていると察すると、被害の少なかった此方京都市内では”祇園祭”と一概に浮かれてもいられない思いでいっぱいです。

「鱧丼」を18日(水)より始めます

「鱧丼」1860円、(小)930円
「鱧丼」1860円、(小)930円

その事もあり、少し自重していましたを鱧丼を18日(水)から始めたいと思います。
去年の今頃のブログにも記しましたが、””は京都にとりましては、とりわけ7月はお祭りの魚の代名詞となっているくらいです。

 

菊水鉾
菊水鉾

魚偏に豊と書くこの長い魚は昔、今ほど便利な流通網が無かった時代に周りの海から担ぎで運ばれていました。他の魚が死んでしまっていてもこの”鱧”だけが元気に活きていたことから、強い魚、滋養にも良い!と珍重されたのでしょう。
あと、梅雨の水を飲んで美味しくなるとされ、祇園祭の時期とピタリ合ったのでしょう(今年の梅雨水は間違いなく例外でしょうけど)。

今、別のメニューでも鱧を使っていますので”鱧丼”単体としましては、お祭り明けから提供させていただこうと思います。

海が近くに在って魚漁の豊富な地域では捨てられてしまう魚ですが関西、特に京都にとりましてはなくてはならない夏の食材です。
当店の丼は照り焼きにした焼き鱧をもう一度蒸し上げて熱々でお出しします。
『鱧なんか!』
って、思われる海の近くのお客様も是非一度食べてみて下さい。
ちょっと価値観変わると思います。

これは私的な事ですが、先日同級生の娘さんが、中学校の修学旅行でうちの店に寄ってくれました。最終日のお昼ご飯の候補にしてくれたのです。
「商売していて良かったなぁ~」って思う瞬間のひとつがこんな時です。
そして、今回の地震、豪雨と続いた当店への沢山のお客様からの安否確認のお気遣い。
重ねて同じ気持ちにさせていただきました。
お世辞でも誇張でも、ましてやシャレでもなく心が”豊”になりました。
あらためて、お礼申しますm(_ _)m

追伸としまして、時間変更で16時までの営業とさせていただいております事も重ねてお詫び申します。
8月には平常通りに戻せる様に思っていますので、今暫くご容赦願いますm(_ _)m

店主

営業時間変更のおしらせ

皆様おはようございます。
月替わり早々でございますが
誠に勝手乍ら暫くの間、営業時間を変更させていただきます。

閉店時間を16時(午後4時)までとさせていただきます

平常通りに戻します時にも連絡させていただきますのでどうぞご容赦下さいm(_ _)m

店主

7月の”季節のお蕎麦と御飯” 1,350円| 月替りランチ お弁当

皆様毎度ありがとう御座います。
今日から月替わりです。梅雨明けまでもう少しかかりそうですが献立は全て夏仕様としました。
京都の七月は祇園祭一色となります。お祭りの魚鱧(ハモ)も少し使ってみました。

『7月の季節のお蕎麦とご飯』

  • 夏野菜の冷蕎麦
  • 枝豆御飯
  • 鱧照り焼きと浅瓜の酢の物

です。

夏野菜の蕎麦ですが、去年大層評判の良い感想いただいたカラーボールトマト



昨今ではいろんな色のトマトが手に入る様になりましたので、老舗のキャンディメーカーの配色を真似てみました。
万願寺唐辛子も京の代表夏野菜の一つです。
今回は焼き浸しにしました。トマトと茗荷は甘酢漬けです。

御飯はこれも定番となりました、枝豆を使った豆御飯です


流通している間は「湯上がり美人」って云う枝豆を使います。茶豆を思わせる芳香のとても色上がりも良い豆御飯です。天に紫蘇でアクセントです。

一品は、浅瓜に蒸し立ての鱧の照り焼きを乗せました


柑橘の香りのする、少しあたたかい酢の物です。
天は大葉でサッパリと。

こんな感じで、ひと月宜しくお願い致します。
何度も申しますが、お腹の為にも冷たい麺ばかりではなくて三度に一度くらいは温麺もどうぞ。
何度でもお待ちしております。m(_ _)m

「手と目といっしょ!」

皆様いつもありがとうございます。
先日の地震では、沢山の安否のお問い合わせいただき、甚だ不謹慎ではございますが、あらためてお得意さん、常連さんの有り難さを再認識させていただいた次第です。本当にありがとうございました。

さて今日は夏日も続く梅雨真っ只中!仕事への気の緩み、横着さを戒める為に自分に言い聞かせるお話。どうぞ最後までお付き合い下さい。

「手と目といっしょですよ!」
このフレーズは今から二十数年前の僕の東京修業時代に店主(旦那さん)によくたしなめられた、忘れられない言葉です。

  • 手をすべらして器を欠いてしまった時
  • 包丁で指を切った時
  • 野菜の裁断の寸が揃って無い時
  • 蕎麦切りの包丁の目が不揃いな時

等々何かにつけて云われ続けました。
当時は「又かいな!」って程、耳にタコでした。
その時一緒にお世話になっていた仲間達は、この文章を読むと大きく頷く事でしょう。今となっては自分が誰彼無しに使う言葉になりました。
本当に言い得て妙な台詞なのです。
細かい簡単な失敗は、殆どこの言葉通りに動けば防げることばかりなように思うのです。

最初は緊張しながら進める仕事も、慣れてきますとつい最後まで目が行きとどきません。
コップ一つをテーブルに置くのだって、最後まで目を離さずにしていますと音さえも静かに着地させられるのです。
どうしても経験が物を言って、普段通りに出来ると思い込むのです。そこに何時もと違う段差でもありますとたちまちこかしてしまう始末なのです。

例が悪いかもしれませんが、昨今多くなっています高齢者の車の発進事故も
この慣れが優先して起こってしまう事案の様な気がします。

細部まで目を配りなさい、慣れてしまい初心を忘れない様にとの二つの意味を持つ戒めの言葉なのです。今頃ぼちぼちと理解しています。

こんな風に当時を懐古しますと、その「旦那さん」はもうおられない様にきこえてしまいますが、決してそんなことはなくてお元気です!(笑)
御歳九十になられましたが、蕎麦の話、店の話等で電話しますと此方はずっと背筋が伸びたままでの会話となります。

色んな事を吸収出来たかなって思うのは、それが出せる場面が訪れると気付く事です。
やっぱり全然足元にも及ばないのです。
「手と目といっしょですよ!」…はい。

余談ですが、これからの時季、世の女性は薄衣になって男性にとりましては
目の保養にも一役かってくれますが、くれぐれもそこ止まりですよ!
そこで 「手と目といっしょ!」を適用しますと
たちまち「手と輪といっしょ!」になりますのでね(^-^;)

京都の夏突入です。水分補給もしっかりとお身体ご自愛下さい。
お付き合いありがとうございましたm(_ _)m