「月替わりの献立-10月の季節のお蕎麦とご飯-」Oct.2019

季節のお蕎麦とご飯10月

皆様、毎度ありがとうございます。
月替わりです。早いもので今年も後…なんて、ご挨拶はやめておきます(笑)

季節の献立も一新です。
毎年同じ様な食材を使っていますが、それなりに味に変化も付けておりますので
どうぞお付き合い下さい。
そして今月から100円値上げての提供となります事、重ねてご理解下さい。

「10月の季節のお蕎麦とご飯」1,450円

季節のお蕎麦とご飯10月

  • 秋鮭と秋野菜の天ぷら蕎麦
  • 栗飯
  • 柿なます

○秋鮭と秋野菜の天ぷら蕎麦

蕎麦天ぷら(盛り合わせ)

蕎麦の種物の中でも一番リクエストが多いのが天ぷらです。この時期は食材が多くなりますので天ぷらの種の幅も広がります。今年も秋鮭をメインに、色々な野菜を揚げていきたいと思います。なるべく2度3度とお越しでも、種が重複しない様につとめていきたいとも思っています。秋鮭は割に淡泊ですので下味が施してあります。そのままでお召し上がり下さい。
また、天ぷらは別添えになっておりますので、蕎麦の出汁に入れていただいてもお塩でもお好きな方でお楽しみください。
因みに、撮影時の天ぷらの種は「秋鮭、ベビーコーン、帆立貝、舞茸、松茸、紐茄子、赤・青万願寺、金時草」です。

○栗飯

大定番の秋のご飯です。今年は随分と早い時期から市場で栗を見かけていた気がします。丁度今が、丹波栗の収穫最盛期のようです。
出来るだけ大きくて甘そうなのを選びます。いつもの様に、飯粒とほぼ同じ大きさに砕いて蒸し上げた混ぜご飯です。天には色の良い銀杏で季節感を出します。

○柿なます

柿なます3

色が秋らしい酢の物です。歯触りと香りで召し上がってください。柑橘類だけの酸味で味を調えてあります。

以上です。

前述しました様に、今月からお値段アップでのお勘定です。大変心苦しい事ですが、何卒ご理解いただきますますようお願い致します。

今月も最後まで宜しくお願い致しますm(_ _)m

「月替わりの献立」Sep.2019

皆様こんにちは、いつもありがとうございます。
猛暑は過ぎたとはいえ、季節はずれの台風が来たり、地震があったり各地で秋雨前線の猛威による甚大な被害が出たりと、穏やかに秋を迎えることができそうにない晩夏です。

とはいうものの、確実に月は変わります。

さて、今月の

「9月の季節のおそばと御飯」1,350円

  • 鳥と松茸の蕎麦
  • 菊花御飯
  • 麩の白和え

です。
色目も一遍に秋色になりました。

○鳥と松茸の蕎麦

秋口の大定番となりました。薄切りに乗せた”スダチ”が酸味と香りを追加する
名脇役です。鶏肉の脂の甘さと、松茸の香りでこの一杯で早くも”土瓶蒸し”が恋しくなりますよ。

○菊花御飯

重陽の節句をイメージした混ぜ御飯です。今年は二色の菊花で提供します。

○麩の白和え

京都でも屈指の有名店の乾燥麩を使った白和えです。一口含みますと、その麩がひと味違うと直ぐ分かる口当たりの良さと口解けの妙で、麩の概念が変わるかもです。共に和えてあるキノコやパプリカを途中、他の野菜と交替させたりと美味しい秋のおかずにしていきたいと思います。

以上です。

唯々、松茸がひと月、安定供給出来ることを望みます。夜になりますと、秋の虫の声を聴くことが出来ますがまだまだ残暑厳しそうです。熱中症に気を抜くこと無く、お身体ご自愛なさってひと月宜しくお願い致しますm(_ _)m

「月替わりの献立」Aug.2019

月替り献立

皆様こんにちは、何時もありがとうございます。

7月も終わり、暑い暑い盛夏8月になりました。
尋常な気温ではありませんので、くれぐれもこまめな水分補給と文明の利器を駆使して、お身体ご留意下さい。

ほうずき

さて、月替わりの献立も変わります。 やはり今月も、見た目涼しく冷蕎麦にしました。

 

「8月の季節のおそばと御飯」1,350円

月替り献立

  • 煮豚入り冷蕎麦
  • トウモロコシご飯
  • 茄子の揚げ浸し

です。

○煮豚入り冷蕎麦

いわば豚角煮入りのぶっかけ蕎麦です。豚ばら肉を”かえし”と”麺汁”で角煮に仕上げました。歯触りに浅瓜と木耳をあしらいました。夏の事ですので月の途中で、ゴーヤも登場するかもです。何口目からか、添えた調味酢を回し掛けていただくとちょっと中華風になって食べ飽きしない様に召し上がっていただけます。

○トウモロコシご飯

これも夏の定番となりました。生のトウモロコシを蒸してから焦げ目を付け 一粒づつに外して出汁で炊いてあります。甘くて芳ばしくて噛むとジュッと出汁が出てくる黄色いご飯です。

○糸南京と蒸し鶏の冷製仕立て

おかずも冷たくしての提供です。今月もガラスの器で、見た目涼しくの演出です。 底から、梅の出汁ジュレ、キュウリのナムル、糸南京の酢漬けの三層からなり、その上に蒸し鶏が乗せてあります。ちょっとスパイスを効かせた、ネギ油の調味ダレを掛けました。 一層でも混ぜても美味しく仕上がっています!

以上です。
この暑さでは、今月も冷たい物のご注文が多いと思います。

毎年書きますが、三回に一回はお腹の為にも温かい種物もご所望下さい。 先述しましたが、くれぐれも熱中症に注意してお出掛け下さい。
今月も最後まで宜しくお願い致しますm(_ _)m

★8月は夏休みがございます。日程は追って記ますのでお読み下さい。

「月替わりの献立」July.2019

皆様こんにちは、何時もありがとうございます。
時候のあいさつもままならない程の入梅の遅い京都です。

なんでも、61年振りの記録更新とやらで紫陽花もビックリな雨の少ない6月でした。これではカタツムリも角も槍も目玉も出せませんね。

祇園祭まで影響が及ばなければいいんですけど。
そうは云いましても7月になりました!
季節の献立も替わります。

「7月の季節のおそばと御飯」1,350円

  • 夏の食材の冷蕎麦
  • 枝豆飯
  • 茄子の揚げ浸し

です。

○夏の食材の冷蕎麦

かなり大ざっぱに書きましたが、基本、お祭りらしく”鱧おとし”の乗った冷たい蕎麦の提供にしようと思っています。
食材の入荷のない日もあるかもしれませんのでこの仕様にしました。
アオサ、生姜、アカモクを混ぜ込んだ刺身コンニャクと茗荷の甘酢漬けが脇を固めます。
いつもは梅肉ですが、今年は鱧の天は見た目涼しく山葵にしました。

○枝豆飯

定番の夏の混ぜご飯となりました。湯がきたての枝豆を甘皮まで剥いて、出汁に漬けてあります。
芳ばしい夏の香りと涼しげな緑色が食欲をそそります。
家庭でも直ぐに出来ますよ!

○茄子の揚げ浸し

今年は揚げてみました。色んな調理法が楽しめる食材ですので重宝します。
こちらも揚げたてを調味麺出汁に漬け込みます。冷めてから冷蔵庫で一晩掛けてキンキンに。
甘辛い味をガブッといって下さい。天の白髪ネギがさっぱり感を演出です。
カロリーが気になりますが、くれぐれも油切りは丁寧に行ってますので御安心ください。

以上です。
またしても暑い季節がやってきます。
充分過ぎるほどの水分補給と体調管理をなさって下さい。
お出掛けはくれぐれもご注意下さい。
当店も何年か振りの大入りで、夏の来店数記録更新といきたいものです!

今月も最後までどうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m

「月替わりの献立」June.2019

皆様こんにちは、毎度ありがとうございます。
今日から6月です!はやいですねぇ~(^-^;)
紫陽花の似合う季節到来です。月替わりの献立も一新します

「6月の季節のおそばと御飯」1,350円

  • 浅利(アサリ)蕎麦
  • 谷中(ヤナカ)飯
  • 夏野菜冷鉢

です。

○浅利蕎麦

来月、再来月と冷たい蕎麦で段取りしようと思っていますので季候の不安定な今月は、温蕎麦で召し上がっていただこうと思います。蛤の美味しさにはかないませんが、肉厚の浅利もなかなかどうして良い出汁が出ます。三つ葉の香りと共にどうぞ!

○谷中飯

6月の大定番のご飯です。千に切った新生姜を出汁で炊いてあります。その出汁ごと合わせた、混ぜご飯になっております。焼きもみ海苔を天に、口中爽やかになる仕立てです。

○夏野菜冷鉢

初めての試みです。夏野菜の焼き浸しになっています。どんな野菜かはその日のお楽しみという事で。海鮮物も参加で、出来れば8~10種類位入れようかと思っています。一晩冷蔵庫で寝ていますのでキンっ!って冷えてます。暑い日などは汗ひくおかずです。

以上です。
今回は野菜が苦手な方にはちょっと申し訳ありませんが肉の回もありますのでプラスマイナスゼロにして下さい。
又、京都のアツイ、アツイ季節がやってきます。お身体大事にお出かけ下さい。

尚、暑くなって来ましたので、鍋「炊きなべ」は一日前かその日の午前中にご予約いただけますと助かります。

勝手申しますが何卒宜しくお願い致します。

今月も最後まで宜しくお願い致しますm(_ _)m