「月替わりの献立-7月の季節のおそばとご飯-」Monthly menu July.2021

皆様こんにちは、何時もありがとうございます。
梅雨真っ只中での月変わりです。京都は祭り月でもありますが、昨年同様人の集まる主だった行事は中止となっています。
疫病退散の願掛けも未だ効力を発揮していません。
今季は入梅も早かったので、早く過ぎ去ると云う訳でも無さそうで、やはり祇園祭の辺りが梅雨明けと相場が決まってそうです。

と言う訳で月替わりの献立も一新します。

 

2021 7月の季節のおそばとご飯」1,450円

7月お弁当

  • 鬼おろしそば
  • 枝豆ごはん
  • 冷しトマト

です。今回はごはん以外初お目見えのメニューにしてみました。

○鬼おろしそば

鬼おろし(粗くおろした)ののった冷しぶっかけです。
それだけですと、ちょっとアッサリし過ぎますので揚げ茄子、ピーマン、豚バラの味噌炒めで甘辛さを補ってみました。
ザクザクと歯触りが楽しい食感です。せっかくですから出来るだけ辛い大根に当たれば良いですね。

○枝豆ごはん

これも7月の定番となりましたが。湯がいた枝豆の混ぜご飯です。
ちょうど今、早稲の茶豆が出回っていますので芳ばしさが食欲をそそります。入荷出来るだけ使っていきたいと思います。

○冷しトマト

安心して下さい。生のトマトを冷たくしただけのおかずではありません。
おでん種だと思って下さい。皮を剥いてしばらく出汁で炊いてあります。そのまま冷まして冷蔵庫で一晩。十分出汁の味がしみています。
箸通り良く召しがれますよ。青瓜の浅漬けと柑橘ジュレをあしらってトマトの天には青柚子をおろしました。
とても冷たいおかずです。

今回は冷たさを重視して、スーッと汗ひく献立を考えてみました。
梅雨が明けますといっぺんに夏になりますし、食欲も落ちてきますしね。
少しでも口当たり良く食べていただきたいです。

祭り月の京都。お祭りの魚”鱧”も中旬頃から「鱧丼」で登場予定です。
此方もご贔屓下さい。

日中30度を超える日も多くなってきていますので、くれぐれも熱中症には気をつけてお出掛け下さい。
今月も宜しくお願い致しますm(_ _)m